昭和に設立した弊社も平成、令和と三元号にまたがり、まもなく創業50年を迎えます。
これまで日本の技術力は世界のトップレベルを誇り、製造企業はこぞって最先端・高性能を競って、独創的な製品の開発に注力してきました。

近年の機械製造業界は、リーマンショック以降、受注額では最高額を更新しています。しかしながら景気は徐々に停滞の気配を見せはじめ、今後の到来が予測される景気低迷の波をどう乗り切るかが、企業に課せられた課題です。
弊社はこれまで、創業以来の大きな景気変動をハイテンポな速さのグローバル化で乗り越え、進化してまいりました。オグマ工業は技術の進歩とともに、高いレベルを要求してきたお客様に育てられた企業です。

どんなに技術が進歩しても、製造機械は、AIでは無く人が支配しなければなりません。そう考えるオグマ工業は、「誠実な経営活動を通し、お客様と地域社会から信頼される会社を目指す」を経営理念に掲げ、事業を運営してまいりました。
また品質方針にも謳っておりますように、「常に顧客満足、品質の向上に努め」社員全員が固定概念にとらわれず、新しいものに挑戦して行く事を方針としています。

常に機械を使う人の目線に立ち、生産現場の効率化・合理化を進め、機械が代行できる分野は機械に任せる。そして人はより付加価値の高い作業への転換を図る。人間が人間らしくあるための技術の在り方は、まさに弊社の事業そのものです。

国際色豊かな港湾事業が主体の“清水”に拠点を置くオグマ工業は、今後も多種多様なニーズにお応えするため、これまで培った創造力・開発力・人材力を活用し、省力化生産設備を通じて地元に貢献しつつ、人と技術のより豊かな関係を構築してまいります。